子供の作文に対する苦手意識を克服するためには

今の子供達は作文を非常に苦手にしています。もちろん、得意な子供も存在しますが、全体的にはかなり多くの子供達が作文を嫌がっていると思います。

作文は他人に文章を作成して読んで頂くものだと確信しております。

この他人に読んでもらいたいという意欲がキーポイントだと思うのです。何かに感動して、是非とも他の人達にも伝えたい。あるいは、どうしても他の人達に言いたい改善案がある。
このように心の奥底から沸き上がってくる思いを文章にするのが作文だと思います。

無理やり百冊の本の題名を与えられ、感動も何もないのに原稿用紙5枚に感想文を書くなど、もっての他の宿題だと断言します。
子供達の作文嫌いの大きな要因の1つとなっています。

例えばサッカー少年なら、大好きなJリーグのチームを紹介する作文を書かせたらどうでしょう。
選手の名前は絶対に漢字で書いてくれます。

ある1試合の試合実況でも良いでしょう。今年のチームの状況でもいいでしょう。
きっと原稿用紙5枚では足らないと思います。

作文を好きになってもらいたいなら、漢字を使ってほしかったら、是非とも子供達の大好きなテーマを自由に選んでもらいましょう。